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『耳をすませば』声優とあらすじ<声変わり前の高橋一生さんと本名陽子さんが共演>

アニメ映画

8月26日に放送の映画「耳をすませば」の声優をまとめました。ドラマ「カルテット」でも大人気の高橋一生さんが声優をされたことで再び人気が出た映画です。あらすじや、映画の中に登場するカッコイイ猫の人形の声や、フィギュアも紹介します。

「耳をすませば」の声優

月島雫 本名陽子

中学校3年生の女の子。本が大好きな女の子で、「耳をすませば」という映画の題名と同じ小説を映画の中で書き始めます。ジブリ映画の「猫の恩返し」は雫が書いた物語という設定です。

本名陽子さんは、1979年生まれの女優、ナレーター、歌手です。4歳のころから子役として活躍されていて、1991年の映画「おもひでぽろぽろ」で主人公の幼少期の声で声優デビューされています。エンディングの「カントリーロード」は本名さんが歌って20万枚をうりあげています。有名なところでは、プリキュアのキュアブラックや「機動戦士ガンダム00」のスメラギ・李・ノリエガなどを演じられています。

天沢聖司 高橋一生

雫と同じ学校で、おなじ中学3年生。読書好きで、夢はバイオリンの職人になる事で、中学を出たらイタリアに修行に行きたいと思っています。図書館で聖司が読んでいた「霧のむこうのふしぎな町 」は、宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」で作品化されました。

高橋一生さんが、中学生のときに声優として演じられています。この収録が終わった1週間後に声変りをされたようで、いまのいい声とはちょっと違っていて、何も聞かされていないとわかりません。この作品をやられたことで俳優として仕事をされていこうと思われたそうです。今やってるドラマ「カルテット」では、ヴィオラ奏者を演じられていますが、天沢聖司が成長した姿ではないかと大評判になっています。

ムーン

雫と一緒に電車に乗っていた猫です。満月のように丸いところから聖司が名づけました。声は出ていませんが、「猫の恩返し」では、「ルナルド・ムーン」が本名だと紹介されています。聖司が飼っている猫ではなくて、あちこちをうろついている猫です。名前も、「むーん」ではなくて、「お玉」「ムタ」とも呼ばれています。

月島靖也 立花隆

雫のお父さんで、市立図書館勤務の図書館司書です。

立花隆さんは、1940年生まれの76歳のジャーナリストです。ジブリ映画の特徴の一つ、声優でない人が声を担当するという枠のひとです。いかにも、図書館のひとって感じですね。なので、この映画以外は何も出られていません。

月島朝子 室井滋

雫のお母さんです。社会人学生として大学院に通っています。

室井滋さんは、1958年生まれの58歳の女優、ナレーター、エッセイストです。多くのドラマや映画に出られていますし、ナレーターの仕事も多いです。

月島汐 山下容莉枝

雫の姉です。大学一年生。

山下容莉枝(よりえ)さんは、1964年生まれの52歳の女優、声優です。文学座、夢の遊民社に入られています。多くのドラマや映画に出られている名わき役で、最近では、「ダメ恋」「下剋上受験」の第1話にも出られていました。

バロン 露口茂

本名フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。西史朗(聖司のおじいさん)がドイツから持ってきた猫の人形です。

露口茂さんは、1932年生まれの84歳の俳優です。現在は引退されています。「太陽にほえろ」の山さん役で有名です。他にも多くのドラマや映画にも出られていますし、声優としてもいい声を生かして多くの映画の吹き替えをされています。

西司朗 小林圭樹

聖司のおじいさんで、地球堂の店主です。

小林圭樹さんは、2010年に亡くなられた日本を代表する名俳優でした。社長シリーズの様なサラリーマン喜劇から、「ここに泉あり」「ゴジラ」など社会派、エンターテイメント映画まですべてを演じることができた、日本の映画界をつくってきた人です。声だけの出演とかナレーターも多くされています。

北 鈴木敏夫

西司朗(聖司のおじいさん)の友人。雫が歌ってる時にリュート(ギターの様な弦楽器)を引いている小太りのおじいさん。

鈴木敏夫さんは、ジブリの代表取締役で映画プロデューサーです。もののけ姫にも一瞬、出られています。

南 井上直久

西司朗(聖司のおじいさん)の友人。雫が歌ってる時にタンバリンをたたいているのっぽののおじいさん。

井上直久さんは、1948年生まれの68歳の画家、イラストレーターです。映画の中の「バロンのくれた物語」の背景画を制作されています。あの部分だけ、ジブリっぽくないと感じられたと思いますが、あの背景で日本中から注目を集めました。2007年のジブリの映像作品「イバラードの時間」の監督もされています。井上直久さんの「イバラード物語―ラピュタのある風景 」にヒントをもらって、宮崎駿監督がラビュタを創造したらしいです。

髙坂先生 高山みなみ

雫たちがお昼を食べている保健室の先生です。

高山みなみさんは、1964年生まれの54歳の声優、歌手、ナレーターです。「名探偵コナン」のコナン、「ミスター味っ子」の味吉陽一、「魔女の宅急便」のキキ、ウルスラ、「忍たま乱太郎」の乱太郎、「ドラえもん」のスネ夫のママなど、多くの声をされています。

原田夕子 佳山麻衣子

杉村のことが好きな雫の親友。

佳山麻衣子さんは、この作品にしか出られていない様です。

原田夕子の父 中村晴彦

名前がないですし、セリフも「おかえり」だけです。が、なぜ取り上げたのかというと、仲村晴彦さんという方は、フジテレビの「とんねるずのハンマープライス」で、出演権利を50万円で落札された方なんです。50万円を使うことで、この映画が放映されるたびに自分の名前がでてきますので、かなりお安い買い物をされたと思います。

杉村 中島義実

雫の同級生。恋愛には鈍くて、雫からは万年補欠と言われている野球部員です。実際にはレギュラー選手。

中島義実さんは、1978年生まれの実業家で、元俳優、声優です。20代の頃ドラマや映画に出られていましたが、今は、電気工事会社の社長です。

絹代 飯塚雅弓

雫の友達。1年生の時に聖司と同じクラスだった女の子です。

飯塚雅弓さんは、1977年生まれの40歳の女優、声優、歌手、ナレーターです。子役で3歳のときにデビューされて、1991年「おもひでぽろぽろ」で声優デビューされています。「ポケットモンスター」のカスミ役で人気を集めました。他にも多くのアニメの声をされていますが、ゲームの声が特に多いです。

ナオ 千葉舞

雫の友達で、メガネをかけている女の子です。

千葉舞さんは、「耳をすませば」以外のじょうほうはありませんでした。

担任の先生 岸部シロー

岸部シローさんが担任の先生をされています。どこに出てくるのか、楽しみですね。

岸部シローさんは、1949年馬連67歳の俳優、歌手、タレントです。元タイガースのメンバーです。お兄さんは、ドクターxの神原晶役をされている岸部一徳さんです。

数学の先生 笛吹雅子

元日テレのアナウンサーの笛吹雅子さんが、数学の教師として声を担当されています。

野球の実況中継 江川卓

雫が友人の夕子の家に行った時に、お父さんが見ている野球中継の解説をされています。

「耳をすませば」のあらすじ

本好きの月島雫は、ある日、借りていた本の図書カードすべてに、「天沢聖司」の名前が書かれていることに気が付きます。さらに、学校の図書館にも、「天沢蔵書」という朱印が押されている寄贈された本があることに気が付いて、まだ見ぬ人に思いをはせるようになりました。

学校のベンチで、友人の夕子にオリビア・ニュートン・ジョンの歌「カントリーロード」を訳した歌詞を渡していると、ある男の子にラブレターをもらったんだけど、同級生の杉本のことが好きだと相談を受けます。雫が二人で帰ろうとすると、ベンチに本を忘れたことに気が付いて、急いで戻ってみると、見たことのない男子生徒が雫の本と訳詩を呼んでいました。かれは、「コンクリートロードの方はやめたほうが良いよ」と言って、笑いながら歩いて行ってしまいました。「やなやつ!」と思いながら、雫は夕子の所にはしっていきました。

ある日、雫が父親の忘れたお弁当を届けようと、電車に乗ると、1匹の猫が一緒に電車に乗っていました。まるで、全てを分かってるかのように、窓から外を見ているねこでした。雫は気になって、そのねこのあとをつけていくと・・・

この続きは、映画をご覧ください。

バロンのフィギュア

猫の人形のバロンのフィギュアが撃っていました。恋人のるいーぜのものもありました。どちらもオルゴール仕様で、曲目はもちろん「カントリーロード」です。amazonで購入できます。

映画のなかの様な訳にはいきませんが、これはこれでかなり良さそうな感じです。よかったら画像だけでも見に行ってみてください。

楽天市場にもありました。

「耳をすませば」の豆知識

「耳をすませば」の豆知識をまとめてみました。

まずは、「耳をすませば」の原作小説、DVD、漫画、などです。amazonで購入できます。

最後の絵コンテ集は、ジブリファンでしたら、かなりおすすめです。しっかり細かく書かれているので、まるで漫画のように読むことができます。

上でもちょっと書きましたが、ジブリ映画の「ネコの恩返し」は雫が書いた小説だという設定があります。なので、高校生になってからも、小説を書き続けて完成させたのではないでしょうか。出てくる人物は違っていますが、猫のバロン、ムーンは再び登場して主役級の活躍をします。

「耳をすませば」は新宿駅から京王線で30分の聖蹟桜ヶ丘駅近郊が舞台となっています。最近はやりの聖地巡礼ですが、それを逆手にとって、地域を活性化させようとされているようです。雫の住んでいる団地のモデルの愛宕団地や、杉本が告白した神社のモデルの金比羅神社、図書館に続く急な階段のいろは坂など、映画に出てくる場所があちこちにあって、「聖蹟桜ヶ丘散策マップ」を多摩市が発行しているようです。映画の中に出てきた「洋菓子屋ノア」も実際に会って、店内には、「耳すま」グッズや、本名さんのサインなどが沢山飾られていて、今でも多くのファンが訪れているそうです。

「耳をすませば」の胸キュン必至のセリフ

「耳をすませば」は、ジブリの王道とも言える冒険的な映画ではなくて、日常をとらえた青春映画です。その分、多くの人に受けいられて、胸キュンする人がおおいです。胸に残るセリフと言えば、

雫 「降りようか?」
聖司「大丈夫だ・・・お前を乗せて・・・坂道のぼるって・・・決めたんだ」
雫 「そんなのずるい!お荷物だけなんてヤダ!私だって、役に立ちたいんだから!」
聖司「わかった!」

とか、ネタバレになってしまいますが、

聖司「雫、あのさ、おれ、今すぐってわけにはいかないけど・・・おれと結婚してくれないか?」
雫 「えっ?」
聖司「おれ、きっと一人前のバイオリンつくりになるから。そしたら・・」
雫 「うん」
聖司「ホントか?」
雫 「うれしい。そうなれたらいいなって思ってた」
聖司「雫、大好きだー!」

いいですよね。この場面は何度見ても、胸にキュンキュン来てしまいます。そして、こういう純粋な気持ちをもう一度思いださないといけないな~って思ってしまいます。歴史に残るいい映画だと思いますので、機会があればじっくり見てみたいですね。

以上、「耳をすませば」で高橋一生さんが声優をされていることと、バロンのフィギュアや豆知識でした。

他にも、良い映画があります。

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