映画『ゼロ・グラビティ』の声優やあらすじ(ネタバレ)に評価は?
映画『ゼロ・グラビティ』は、2013年のアカデミー賞7冠を達成したスペースヒューマンサスペンス映画です。何も考えずに楽しめる映画です。
そんな『ゼロ・グラビティ』の日本版の声優、あらすじ(ネタバレ)、評価を調べてみました。
『ゼロ・グラビティ』の声優
『ゼロ・グラビティ』の声優は、
- ライアン・ストーン – サンドラ・ブロック(日本語吹替:深見梨加)
- マット・コワルスキー – ジョージ・クルーニー(日本語吹替:小山力也)
この二人だけになります。あとは、声のみの出演です。
- ミッション・コントロール(声のみ) – エド・ハリス(日本語吹替:岩崎ひろし)
- アニンガ(声のみ) – オルト・イグナチウッセン(日本語吹替なし、原語流用)
- シャリフ(声のみ) – ファルダット・シャーマ(英語版)(日本語吹替:河本邦弘)
- シャトル船長(声のみ) – エイミー・ウォレン(日本語吹替:合田絵利)
- ISS船長(声のみ) – バシャール・サヴェージ(日本語吹替:宮本崇弘)
主役の二人は、深見梨加さんと小山力也さんです。
一人ずつ見ていきましょう。
深見梨加さん
深見梨加さんは
- 1963年8月8日生まれの52歳
- 京都府出身
- 身長 155cm、血液型はB型
- 旦那さんは、俳優の津田英佑さん
- 声優、ナレーター
高校卒業後、東京アナウンス学院放送声優科に入学。
1982年、「ときめきトゥナイト」で声優デビューしました。
主に外国映画の吹き替えをされています。担当機会の多い人物は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズやアンジェリーナ・ジョリー、シャロン・ストーン、ハル・ベリーなどです。
アニメやゲームにも多く出演されていて、1992年~1997年の「セーラームーン」の愛野美奈子(セーラーヴィーナス)の声を担当されていました。
特技は、催眠術とけん玉。
主な映画作品は、
◎ アシュレイ・ジャッド
- 「恋する遺伝子」ジェーン
- 「氷の接吻」 ジョアナ・エリス
◎ アンジェリーナ・ジョリー
- 「トゥームレイダー」 ララ・クロフト
- 「60セカンズ」 スウェイ
- 「マレフィセント」 マレフィセント
- 「Mr.&Mrs. スミス」 ジェーン・スミス
◎ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
- 「幸せのレシピ」 ケイト
- 「理想の彼氏」 サンディ
- 「ブロークンシティ」キャサリン・ホステラー
◎ サンドラ・ブロック
- 「デンジャラス・ビューティー」 ハート
- 「愛と呼ばれるもの」 リンダ
◎ シャロン・ストーン
- 「キャットウーマン」 ローヘル・ヘデア
◎ ジュリア・ロバーツ
- 「白雪姫と鏡の女王」 女王
- 「ノッティングヒルの恋人」 アナ・スコット
- 「プリティ・ウーマン」 ビビアン・ワード
ほかにも、
- ジョディ・フォスター
- ハル・ベリー
- ファムケ・ヤンセン
など、おおくの吹き替えをされています。
小山力也さん
小山力也さんは、
- 1963年12月18日生まれの52歳
- 京都府出身
- 身長 173cm、血液型はО型
- 声優、俳優、ナレーター
- 劇団俳優座所属
立命館大学法学部卒業後、桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻に進みます。
卒業後、劇団俳優座に入団されました。
『ER』が声優としては、デビュー作です。
2000年ころから、ヨーロッパの舞台でも活躍されています。
2009年から、『名探偵コナン』の二代目毛利小五郎役を担当しています。
2011年、第五回声優アワード「富山敬賞」を受賞。
代表作は、『24』のジャック・バウアー。
ジョージ・クルーニーの吹き替えは、ほぼ専属でされていますし、キーファー・サザーランドの吹き替えも多いです。
主な主演作は、
TVアニメでは、
- 「初めの一歩」の鷹村守
- 「アベノ橋魔法☆商店街」のユータス
- 「獣兵衛忍風帖」の牙神獣兵衛
- 「パタリロ西遊記!」の沙悟浄
- 「ウルヴァリン」のローガン
- 「文豪ストレイドッグス」の福澤諭吉
映画では、マット・ディロン、メル・ギブソン、ショーン・ビーン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ジェームズ・コバーン、ヒュー・ジャックマンなど数多くの吹き替えを担当されています。
『ゼロ・グラビティ』のあらすじ
あらすじを紹介します。
登場人物は二人。
- メディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)
- ベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)
ブリによる連鎖事故医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加する。指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に、彼女が宇宙空間での船外活動を行うところから映画は幕を開ける。スペースシャトル「エクスプローラー号」にてハッブル宇宙望遠鏡の修理作業を行うライアンとシャリフ、彼らの傍らで新型の船外活動ユニットのテストを行っていたマット。その面々にヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近しているため船内に避難するよう、緊急連絡が来る。ロシアが自国の人工衛星を破壊したところ、他の人工衛星も連鎖的に破壊され宇宙ゴミとして拡散してしまうケスラーシンドロームが発生したのだ。ライアンらは作業を中断して退避しようとするが間に合わず、「エクスプローラー号」の水平翼に宇宙ゴミが衝突。シャリフは頭部に宇宙ゴミが直撃して貫通し即死、ライアンとマットは2人とも宇宙空間に投げ出される。船外活動ユニットを装備していないライアンは錐揉み状態になって現在位置を特定できなくなり、パニック状態による過呼吸で宇宙服の酸素も少なくなる。だが、マットは的確な指示を出し続け、船外活動ユニットを駆使してライアンをロープで自分の身体に繋ぎ止めることに成功する。(出典:ウィキペディア)
ものすごくカンタンに説明すると、二人は、宇宙空間で、スペースシャトルの船外ミッションをおこなっていました。そこに、予測不能な突発事故が起きて、宇宙に保織り出されてしまいます。残された酸素は、2時間分。地球との交信は絶望的です。そんな中で、生還するべく決死のサバイバルを繰り広げます。
映画『ゼロ・グラビティ』は、Hulu、U-ENXT、dTVで見ることができます。それぞれの価格は、税込で
- Hulu 月額1007円のみ
- U-ENXT 月額1990円(税抜)、個別440円
- dTV 月額550円(税込)、個別330円
になっています。どのサービスも初回登録のばあい、14~31日間の無料期間があります。それを考えると、Huluだと無料ですのでオススメです。
『ゼロ・グラビティ』の評価
2011年に撮影されたこの映画は、2013年のヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品として上映されました。そして、クエンティン・タランティーノ監督、スティーヴン・スピルバーグ監督、エドガー・ライト監督、ジェームズ・キャメロンたちから絶賛を受けていて、2013年公開の映画の中の第1位に押す人が多いです。
アポロ11号の乗組員だったバズ・オルドリン氏もかなりリアルに近いものだと称賛されています。
ゴールデングローブ賞、アカデミー賞、英国アカデミー賞などおおくの賞にノミネートされていて、監督賞を総なめしています。
監督は、アルフォンソ・キュアロン監督です。メキシコ出身の1961年生まれの監督で、今までに
- リトル・プリンセス
- 天国の口、終わりの楽園。
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- トゥモロー・ワールド
などの代表作があります。
日本人の評価をまとめてみました。
ただし、本作は決して派手な映画ではない。登場人物はたったの二人しかいないし、舞台は(宇宙船以外は)何も無い真っ暗闇の宇宙空間。そして上映時間はわずか91分という、シンプル極まりない映画である。にもかかわらず、そこで繰り広げられる”生と死”のドラマはとてつもなくリアルで恐ろしく、そして感動的なほど美しい。何よりも際立っているのは、従来の”立体映画”の概念を根底から覆すほどの、圧倒的に見事な”3D映像表現”だ。
(出展:1年で365本ひたすら映画を観まくる日記)
率直な感想はやっぱり思っていた通りこんなもんだったなぁ・・・という感じです。
出演者が2人だけだということを知っていたので、過度な期待はしていませんでしたが、やはり想像していた通りの感じでした。
悪くはないんですが別段よくもなかったですね。
この映画は観るものを圧倒する映像により、宇宙という舞台の魅力(その恐ろしさも)を教えてくれます。
予告編で観ることのできる、破片がぶつかり、人工衛星が粉々にくだける画だけでもすさまじいのですが、映像の素晴らしさはそこだけにとどまりません。
宇宙船の内部の描写もさることながら、宇宙空間から見える大きな地球の美しさも感服もの、そして終盤では・・・(出展:カゲヒナタのレビュー)
この映画は登場人物が二人だけで、宇宙船から宇宙空間に放りだされた絶望的なストーリーです。
自分も宇宙空間に浮かんでいる気分になり、恐怖感、孤独感が味わえ、息をするのも苦しいような気さえしてきます。
二人の内一人が離れて宇宙に消えてしまい、サンドラブロックがなんとか助かろうと試行錯誤しますがうまくいかず、もう死を覚悟した時に死んだ娘の事や言葉を思い出し、力をとりもどし奇跡を起こす所が感動しました。
一粒の大きな涙の粒が宇宙空間にゆっくりと浮かんでいくところがとても印象的でした。最初から最後までドキドキハラハラしっぱなしの映画でした。(出展:hmhm)
おおむね、これは、すごい映画だ!って言う人が多かったんですね。
一番良かった理由としては、アルフォンソ・キュアロン監督の長回しの撮影方法。
この撮り方で、宇宙空間にいるような錯覚がおきて、アトラクションの様な感覚の映画だったって言う人が多かったです。
なので、TVでは無理だとは思いますが、万が一、IMAXなどで再上映がされるようなら、一度ご覧になってみる事をおすすめします。
以上、映画『ゼロ・グラビティ』の声優、あらすじ、評価についてのきじでした。映画については、他にも記事がありますので、ぜひご覧になってください。
https://phantomww3.jp/beimakkusu-9122
https://phantomww3.jp/angels-and-demons-6509