信長協奏曲のキャストやあらすじ!ドラマのストーリーのまとめ。
映画『信長協奏曲』のキャストやあらすじ、原作、ドラマのストーリーなどをまとめてみました。ドラマを見てなくてもこれさえ知ってれば、映画も楽しめます。
「信長協奏曲」のキャスト
「信長協奏曲」のキャストは、ドラマと映画は同じです。
- サブロー/織田信長 小栗旬
- 織田信長/明智光秀 小栗旬
- 帰蝶 柴咲コウ、信長の妻、斎藤道三の娘
- 池田恒興 向井理
- 羽柴秀吉 山田孝之
- 蜂須賀小六 勝矢
- 前田利家 藤ヶ谷太輔
- 市 水原希子、信長の妹
- 柴田勝家 髙嶋政宏
- 丹羽長秀 阪田マサノブ
- 佐々成政 阿部進之助
- 森長可 北村匠海
- 森可成 森下能幸(回想)
- 徳川家康 濱田岳
- 沢彦 でんでん
- 松永弾正久秀 古田新太
- 織田信秀 団時朗
- 森蘭丸 富田佳輔
- ウィリアム・アダムス スティーブ・ワイリー
- 竹中半兵衛 藤木直人(回想)
ドラマ「信長協奏曲」のストーリー
ドラマ「信長協奏曲」は、2014年10月から12月に放送されたドラマで、小栗旬さん主演のドラマです。
修学旅行で時代村にやってきた落ちこぼれの高校生、サブロー(小栗旬)は、同級生の女子に告白しようとしましたが、途中で振られそうな雰囲気になります。逃げ癖があるサブローは電話がかかって来たふりをしてその場から逃げ出しました。友達にいいわけしていると、サブローは戦国武将体験コースと書かれた看板の上で転んでしまいます。起き上がると誰もいなくなっており、高い壁に登ると、そこから落ちてしまいます。
サブローが目を覚ますと、のどかな田園風景で、馬に乗った二人の武士がやってきました。一人がサブローとそっくりの織田信長でした。信長に、自分の代わりになってくれないかと頼まれると、アトラクションだと思ってるサブローは、二つ返事で引き受けました。
実は、サブローは何かのきっかけで、戦国時代にタイムスリップしてしまったんです。本物の信長が行ってしまうと、そこに新たな侍たちがやってきて信長と勘違いされたサブローは、お城に連れていかれてしまいました。
その時代は、信長がまだ弱小の大名だったころで、弟の織田信行(柳楽優弥)と家督争いをしており、岐阜には斉藤道三、静岡には今川義元、関東には北条氏真、山梨には武田信玄、近江には朝倉家、浅井家などがいて、群雄割拠の時代でした。「真田丸」の一昔前で、「おんな城主直虎」の少し前です。
信長は、地盤安定のために、斎藤道三の娘、帰蝶(柴咲コウ)と結婚していました。しかし、政略結婚であることと、本物の信長が病弱で、頭は良いのですが冷徹なところがあって夫婦の中はうまく行っていませんでした。ドラマが進んでいくと、他のひととは違う考え方のサブローに対して恋心を抱くようになります。
初めの戦は、弟の信行との間で行われました。運よく勝つことができて、柴田勝家(髙嶋政宏)が部下になりました。池田恒興(向井理)もよき理解者として、助けてくれるようになります。次は、斎藤道三との争いになります。実は、斎藤道三も1972年の現在から過去にやってきたお巡りさんでした。娘の帰蝶をとても可愛がっていて、天下をとる人の妻にしようとしていました。道三は、サブローと会ったことで織田家を見限って帰蝶を武田家に嫁がせようとして戦を仕掛けてきます。しかし、道三の息子に離反されて亡くなってしまいます。
次は、今川家との戦いです。今川義元からスパイとして羽柴秀吉が送り込まれます。初めは伝次郎という名前で近づいて、木下藤吉郎となり、徐々に幹部になっていきます。命令だけでもぐりこんだのではなく、信長が13歳の初陣のときに、両親や住んでた村の住民を蹂躙されて、憎んでいて、信長が日本を統一した時に足元からひっくり返そうと考えています。
スパイを送り込んだ今川義元が攻めてくると、サブローの乏しい歴史の知識が役立って、桶狭間という場所で今川義元を撃退することができました。その戦いのあと、徳川家康(濱田岳)が配下に加わります。
次は、斎藤道三の孫の龍興(間宮祥太郎)との戦いです。サブローは戦いの無い日本を造ろうと思って、京都に行こうと考えます。その通り道にいたのが、斎藤龍興でした。ここであの有名な墨俣一夜城を秀吉が造って勝つことができます。稲葉山城の戦ですね。この時、竹中半兵衛(藤木直人)がサブローに日本の未来を感じて、斎藤龍興の命令に背いたことで信長の勝利になりました。この後、半兵衛は信長の配下になります。同じときに、森可成(森下能幸)がスパイだと判りましたが、サブローは許しました。これが後になって、効いてきます。
京都に行くのに、次に邪魔になったのは、浅井長政(高橋一生)です。途中入れ替わった本物の信長によって、妹の市(水原希子)が嫁に行くことになります。サブローが結婚をなくすように談判しに行くと、浅井長政とサブローは親友になりますが、長政の父の久政(村井國夫)に猛反対されて、結局お嫁に行ってしまいます。池田恒興は市の幼馴染で恋心を持っているようでした。本物の信長は、各地を転々としているうちに、明智家の養子となって、明智光秀と名前を変えていました。そして、サブロー助けるために明智光秀の名前でサブローの配下に成りました。
明智光秀は、京都に行って、足利義昭と懇意になりますが、歴史を知らないサブローの一言、「取りまーす!天下を」の一言を言ってしまいます。怒った足利義明は、織田信長の討伐を各地の大名に促しました。そのことを、松永久秀(古田新太)という大名が教えにきます。彼も、現代からタイムスリップしたものでした。
そして、サブローは朝倉、浅井の軍と戦うことになりますが、間一髪のところで逃げることができました。戦いが起きた裏には秀吉の根回しがありました。さらに、朝倉のスパイだったゆき(夏帆)にサブローが撃たれてしまいます。
何とか回復した後、再び松永久秀がやってきて同盟を結びます。久秀の言葉から楽市楽座、関所の撤廃などを発展させることができて、良い国造りが進んでいきます。
再び、浅井、朝倉と戦いになりますが、森可成のおかげで、防ぐことができましたが、北の方から武田信玄が近づいてきました。サブローはここまでかと思いましたが、運よく武田信玄が陣中で病気になってしまい、山梨に帰ってしまいました。秀吉に、サブローの正体がばれてしまいました。
そこで、次は、延暦寺の反乱が起きます。サブローと入れ替わった明智光秀(本物の信長)が秀吉と二人で和解交渉に行きましたが、逆に火をつけて焼き払ってしまいました。そのことでショックを受けたサブローはふさぎ込みますが、秀吉の策略で足利義昭が信長に向けて挙兵しました。秀吉が先頭で攻め込んで行って足利義昭を蹴散らしてしまいました。
その戦いのあと、池田恒興にもサブローの正体がばれてしまい、出ていけと言われました。しかし、再び秀吉が暗躍して浅井が軍を起こします。秀吉は自分の正体がばれてはまずいので、軍の先頭に立って、浅井親子を亡き者にしました。戦いが終わった後、サブローは出ていきますが、一番初めの場所でおにぎりを見ていると池田恒興がやってきます。「織田家を大きくするという夢をかなえてくれた。次はサブローの夢を実現する手助けけがしたい。光秀も帰ってきてもらいたいと言ってる」と言われます。ためらうサブローに、「あなたに仕えたい」と言われて、再び城に帰っていきました。
その頃、半兵衛は信長(光秀)に秀吉がスパイだと報告していましたが、光秀と秀吉はつながっていて、その場で秀吉に切られてしまいました。光秀は、家臣にも帰蝶にも愛されているサブローに嫉妬を感じ始めていて、本当の織田信長に戻ろうと思っているようです。
ドラマは、ここまでです。
簡単にまとめると、
現代人は、
- サブロー
- 松永久秀
サブローの正体を知っていて敵対している人
- 本物の織田信長(明智光秀)
- 羽柴秀吉
- 沢彦
サブローの正体を知っていて理解をしているひと
- 帰蝶
- 池田恒興
- 徳川家康(正体は知らない)
映画「信長協奏曲」のあらすじ
サブローが安土城を造るところから始まります。
発表されているあらすじは、
戦国時代にタイムスリップした歴史が苦手な高校生サブロー(小栗旬)は、自分と顔が酷似した織田信長(小栗旬)と遭遇する。武将の座を投げ出したいと考えていた彼と入れ替わったサブローは、知らず知らずのうちに史実の信長と同じ道を突き進んでいく。安土城を築き上げ、妻・帰蝶(柴咲コウ)から慕われ、恒興(向井理)をはじめとする家臣からの信頼が厚いサブロー。明智光秀を名乗って生きる信長は、そんな彼に嫉妬し、憎しみを抱くように。やがて信長は、本能寺で帰蝶との結婚式を挙げるサブローを亡き者にしようとするが……。(出展:シネマトゥデイ)
詳しいあらすじは、見た後に書いていきます。
「信長協奏曲」のスタッフ
「信長協奏曲」のスタッフは、
- 脚本 西田征史
- 監督 松山博昭
- 原作 石井あゆみ
- 主題歌 Mr.Children「足音 〜Be Strong」
脚本の西田征史さんは、1975年生まれの脚本家、演出家、俳優です。高校卒業されてから、芸人を目指しました。同時に学習院大学で勉強されて、2000年から、芸人はやめて脚本家、演出家に専念されました。代表作は、
- 魔王
- 怪物くん
- 崩壊人間ベム
- アリスの棘
- とと姉ちゃん
- 映画「おっぱいバレー」
- 映画「嫌な女」
などです。
監督の松山博昭さんの代表作は、
- ハチミツとクローバー
- ライアーゲーム
- 鍵のかかった部屋
- ビブリア古書堂の事手帖
- 失恋ショコラティエ
などです。
原作の石井あゆみさんは、1985年生まれの31歳の漫画家です。2005年に賞をとって、この作品でデビューされました。「信長協奏曲」は、ゲッサンで連載中です。
「信長協奏曲」の感想
ドラマはとても面白かったのですが、最終回が尻切れトンボみたいになっていて、かなり物議をよびました。どうも、初めから映画化を視野に入れていて、ドラマを見た人が映画を見に行くように計画されて造られたようです。ただ、ドラマ自体もかなりおもしろかったので、こういった手法もいいのかもしれません。やはり、本能寺の事をドラマにするには、かなりの時間が必要ですし、集中してみないとなかなか良さが伝わって粉様な気がします。小栗旬さんも、映画化を前提でこの仕事を受けられたと聞いていますし、今から考えると、良いやり方のような気がします。ただ、ドラマと映画の間が1年以上空いてしまったのはちょっと残念ですね。できれば、ドラマが終わった翌週から映画が始まるようにすると、かなり興行成績が伸びたのではないかと思います。
そう考えると、一番得しているのはドラマを見なかった人のような気がします。リアルタイムでドラマを見ずに、映画の前にドラマを一気に見てから映画に行った人は、とても感動するんじゃないでしょうか。柴咲コウさんの美しさとか、可憐さ、いじらしさがストレートに伝わってくると思います。
織田信長を扱った映画やドラマは沢山ありますし、最近では「本能寺ホテル」という映画も公開されていますので、こういうものを見ることで、歴史好きになってみるのもイイかもしれませんね。
以上、映画「信長協奏曲」のキャスト、あらすじ、ドラマのストーリーのまとめでした。
他にも面白いドラマがあります。
https://phantomww3.jp/kokosake-19150
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https://phantomww3.jp/insideout-17535